森林環境譲与税の使途状況について
森林環境譲与税とは
森林環境譲与税は、国際的な温暖化対策の枠組みであるパリ協定における日本の温室効果ガス削減目標の達成や災害防止などを図るための森林整備などに必要な地方財源を安定的に確保する観点から創設されました。
市町村は、森林環境譲与税を間伐や森林整備のための人材育成・担い手の確保、木材利用の促進や普及啓発などの「森林整備とその促進に関する費用」に活用することとされています。
なお、本市における森林環境譲与税の使途は、次のとおりです。
令和5年度森林環境譲与税の使途状況
譲与税額
2,859万3千円
活用事業及び活用額
事業名 |
事業費(単位:千円) |
財源(単位:千円) | 事業概要 | ||
森林環境譲与税 |
森林環境譲与税基金繰入金 |
一般財源 | |||
林道作業道補修事業 | 10,032 | 10,032 | 0 | 0 |
森林整備に必要となる林道などで路面劣化箇所などの補修を行った。 ・林道樋ノ塚線 補修面積10,500平方メートル、延長2,100m ・林道弥治郎北線 補修面積6,000平方メートル、延長1,500m |
林道作業道簡易補修環境整備事業 | 1,507 | 1,507 | 0 | 0 |
森林施業の車両通行に支障となっている林道などの路面整備や周囲の竹木などの刈払いを行った。 ・斎川地区 延長2,500m ・郡山地区 延長1,300m ・八宮地区 延長2,400m ・森合地区 延長1,200m |
支障木伐倒燻蒸及び撤去事業 | 977 | 977 | 0 | 0 |
防災・減災を目的に私有林内の危険木の伐採と支障丸太の撤去を行った。 ・斎川字上向山地内 立木9本、材積13.542立方メートル ・郡山字堂ノ入山地内 枯損立木5本、材積2.319立方メートル 丸太処分材積23.638立方メートル |
木工体験活動事業 | 150 | 150 | 0 | 0 |
令和5年11月11日、12日にホワイトキューブで行われた「第43回白石市農業祭」で木工教室を開催し、木工体験活動を行った。 ・体験者165人 |
その他森林経営に関する費用 | 365 | 365 | 0 | 0 | 森林クラウドシステム使用料や地域林政アドバイザーへの謝礼など |
合計 | 13,031 | 13,031 | 0 | 0 |
なお、森林環境譲与税基金積立金として基金に1,556万3千円を積み立て、次年度以降の事業に活用します。