指定文化財 球状閃緑岩
印刷用ページを表示する 掲載日:2016年2月3日更新
国指定 (天然記念物)
球状閃緑岩とは、花崗閃緑岩を母岩に角閃石、斜長石などが円状に結晶した美しい岩石です。
その様相が、菊花の紋を並べたように見えるので、「菊面石」と呼ばれています。
海外では、ナポレオンの生地、フランスのコルシカ島で産出するので「ナポレオン石」とも呼ばれています。
大正13年(1924)に国の天然記念物に指定されました。
現在、白石市中央公民館内にて、下記の時間帯で展示しております。
見学される際は、公民館窓口にお声がけください。
展示時間:8時30分~17時15分
※休日閲覧・写真撮影可、接触禁止
伝説
文禄4年(1595)、犬卒都婆(いぬそとば)宮の沢屋敷の平右衛門、安右衛門兄弟が田にネギの花が咲いた夢を3晩続けてみました。
そこで田を掘ってみると、なんと菊の模様のある立派な石が出てきました。
兄弟は、この石をご神体として菊面石神社を建てたといわれています。