指定文化財 遠藤家資料・中島家資料
印刷用ページを表示する 掲載日:2016年2月3日更新
白石市指定 (美術工芸品)
遠藤家資料・中島家資料は、伊達輝宗の重臣であった遠藤基信から代々遠藤家に伝わるものと、伊達晴宗の時に伊達氏に仕え、後に一族の家格までになった中島家の文書群です。
この文書群は戦国期だけにとどまらず、中世や、近世、近代の文書まであり、総数6000点以上におよびます。
この文書群の中心的な存在となる遠藤基信は、伊達氏の外交役を担っていたため、会津の蘆名氏をはじめとする伊達氏を取り巻く周辺の大名から、遠藤基信宛に書状が届いており、伊達輝宗時代の南奥羽の情勢をうかがい知ることができる貴重な資料です。
平成23年に市の美術工芸品として指定されました。
蘆名盛興書状 天正2年(1574)
現在盛興の書状で朱印の使用が確認されているのは、この書状のみ。