指定文化財 渡辺家文書
印刷用ページを表示する 掲載日:2024年8月5日更新
市指定文化財(美術工芸品)
渡辺家文書は、江戸時代から現在の白石市中町(現在の壽丸屋敷)で商業を営んでいた渡辺家に伝来した歴史資料(古文書)です。
点数は3万点を超える規模の文書群で、東北地方全体においても同規模で現存する文書群は珍しく、宮城県下の商家文書としては群を抜いた数字です。
点数もさることながら、その内容は各種商工業の取引関係を具体的に明らかにするもので、江戸時代における商家経営の解明に大きな貢献が期待され、
その他にも近世からの商業・工業・地域行政などの諸分野にまたがる貴重な歴史資料です。
令和6年8月に市の美術工芸品として指定されました。