白石市文化財調査報告書刊行
◎以下の報告書が刊行になっており、一般配布を行っております。
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白石市文化財調査報告書第26集 上戸沢宿検断屋敷木村家文書調査報告書
木村家の古文書
七ヶ宿街道沿いの宿場町であった上戸沢木村家の母屋解体時に襖裏張りから発見された古文書を翻刻したものです。上戸沢番所で通行人が使用した通行切手を中心に、公用、私用の文書が掲載されています。14行にも及ぶ離縁状も発見されました。近世交通史、経済史研究の上では欠かせない内容となっています。
平成15年3月刊行、240頁、1冊2000円、送料別
白石市文化財調査報告書第28集 渡辺家文書調査報告書
仲間義定録
白石市は江戸時代から和紙の産地でした。この仲間義定録(なかまぎじょうろく)は、幕末の白石を紙商人たちの商取引に関する規定、価格設定などを記録し、和紙流通の実態を示すものです。諸物価高騰による頻繁な価格改定などの実態が明らかになりました。古文書写真を上段、下段には翻刻文を配置する形式で編集されています。
平成16年3月刊行、181頁、1冊1500円、送料別
白石市文化財調査報告書第60集
伊達氏重臣遠藤家文書 幕末・明治編
伊達家の宿老・遠藤家に伝来した古文書群の中から、幕末から明治期のものを集成し、考察を加えたもの。これまでに刊行した戦国編、戦国編2に続くシリーズ第3作です。幕末の仙台藩の政局の一端を担った遠藤允信関係の文書、神職となった明治期の史料を収録しています。明治期には平野神社、塩釜神社宮司を務めています。また、京都滞在中には古文書調査を行い、記録を作成しています。晩年は官林払い下げに力を注ぎました。これらの史料、考察を掲載しています。執筆は栗林伸一郎、天野真志、友田昌宏氏。
平成31年3月刊行、269頁、1冊3000円、送料別
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