投資表明(SDGsへの貢献)について
投資表明(SDGsへの貢献)について
白石市では、基金を安定的かつ効率的に運用するため、長期運用が可能な資金の一部で債券を購入しています。
今回、令和3年度に策定した第六次白石市総合計画を推進する中で、分野目標ごとの施策とSDGsを関連づけ、SDGsの推進に取り組んでいることから、基金の一部を運用するにあたり、SDGsに関連する債券への投資を実施しました。これにより調達された資金は、事業への充当を通じてSDGsの達成に貢献されることとなります。
本市は、今後とも公金の保全に注意しつつ、SDGs達成に貢献できる債券の購入を検討していくことで持続可能な社会の形成に貢献し、社会的使命・役割を果たしてまいりたいと考えております。
SDGs(Sustainable Development Goals):国連で採択された令和12(2030)年までに、誰ひとり取り残さない持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標
白石市が購入し保有する上記の債券については、下記のとおりです。
東日本高速道路株式会社が発行するソーシャルボンドへの投資について
東日本高速道路株式会社が発行するソーシャルボンドへの投資を実施しました。
ソーシャルボンド:社会的課題の解決に役立てるプロジェクト(ソーシャルプロジェクト)の資金調達のために発行される債券
銘 柄:東日本高速道路株式会社第101回社債(一般担保付、独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構併存的債務引受条項付)
購入日:令和5年1月31日
本債券の発行による調達資金は東日本高速道路株式会社が担う高速道路事業に充当され「地域活性化」「災害対策」「交通安全の推進」「環境保全」などの社会貢献活動に活用されます。高速道路事業は国連の策定する持続可能な開発目標(SDGs)のうち、
目標 8:働きがいも、経済成長も
目標 9:産業と技術革新の基盤をつくろう
目標11:住み続けられるまちづくりを
等の達成に貢献します。
西日本高速道路株式会社が発行するソーシャルボンドへの投資について
西日本高速道路株式会社が発行するソーシャルボンドへの投資を実施しました。
ソーシャルボンドとは、「社会貢献債」とも呼ばれ、社会的課題の解決に役立てるプロジェクト(ソーシャルプロジェクト)の資金調達のために発行される債券です。
銘 柄:西日本高速道路株式会社第71回社債(一般担保付、独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構併存的債務引受条項付)
購入日:令和4年10月14日
西日本高速道路株式会社は、社会基盤である高速道路の新設・改築等を行うとともに、加速化する道路の老朽化、激甚化・頻発化する自然災害、逆走防止などの安全・安心対策といった社会課題を解決し、持続可能な社会の実現に貢献することを基本姿勢としており、2021年6月、本債券を発行するための枠組みであるソーシャル・ファイナンス・フレームワークについて、ICMA(International Capital Market Association(国際資本市場協会))が定義するソーシャルボンド原則2021に適合する旨、株式会社格付投資情報センター(R&I)からセカンドオピニオンを取得しています。
本債券の発行による資金調達は、西日本高速道路株式会社が実施するソーシャルプロジェクトの財源として活用され、社会的課題の解決、また国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献します。
日本郵政株式会社が発行するグリーンボンドへの投資について
日本郵政株式会社が発行するグリーンボンドへの投資を実施しました。
グリーンボンドとは、二酸化炭素削減等の環境改善効果を持つ事業(グリーンプロジェクト)を対象とする資金調達をするために発行される債券のことであり、ESG投資の対象となります。
本債券は、ICMA(International Capital Market Association 国際資本市場協会)が定義するグリーンボンド原則に適合する旨、株式会社日本格付研究所からセカンド・パーティ・オピニオンを取得しており、「グリーンボンド」として発行されます。
銘 柄:日本郵政株式会社第2回社債(一般担保付)(グリーンボンド)
購入日:令和4年9月1日
日本郵政グループは、2021年5月に中期経営計画「JPビジョン2025」を策定し、「人生100年時代の「一生」を支え、日本全国の「地域社会」の発展・活性化に貢献し、持続可能な社会の構築を目指す」ことをESG目標として設定し、「サステナビリティ経営」を推進していくことを掲げています。調達された資金はサステナビリティ・ファイナンスフレームワークにおける資金使途の1つであるグリーンビルディング(蔵前1丁目開発事業と五反田計画)に充当予定です。
ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の英語の頭文字を合わせた言葉。「ESG投資」とはこれらの要素を重視し、選別して行う投資のこと
東日本高速道路株式会社が発行するソーシャルボンドへの投資について
東日本高速道路株式会社が発行するソーシャルボンドへの投資を実施しました。
ソーシャルボンド:調達資金を社会課題の解決に役立てる施策に充当することで、SDGsの達成に貢献していくことを目的とした債券
銘 柄:東日本高速道路株式会社第88回社債(一般担保付、独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構併存的債務引受条項付)
購入日:令和3年11月22日
本債券は「安全・安心・快適・便利な高速道路サービスの提供」「交通安全の確保」「環境保全の推進」に充当され、以下のSDGsの達成に貢献するものです。
目標 3:すべての人に健康と幸福を
あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する
目標 8:働きがいも、経済成長も
包摂的かつ持続可能な経済成長およびすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用 ( ディーセント・ワーク ) を促進する
目標 9:産業と技術革新の基盤をつくろう
強靭(レジリエント) なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進およびイノベーションの推進を図る
目標11:住み続けられるまちづくりを
包摂的で安全かつ強靭(レジリエント) で持続可能な都市および人間居住を実現する
目標13:気候変動に具体的な対策を
気候変動およびその影響を軽減するための緊急対策を行う
東京地下鉄株式会社が発行するサステナビリティボンドへの投資について
東京地下鉄株式会社が発行するサステナビリティボンドへの投資を実施しました。
サステナビリティボンド:調達資金を環境問題・社会課題双方の解決に役立てる施策に充当することで、SDGsの達成に貢献していくことを目的とした債券
銘 柄:東京地下鉄株式会社第52回社債(一般担保付)
購入日:令和3年10月11日
本債券は「駅ホームの安全性向上」「自然災害対策」「新型車両の導入」「再生可能エネルギーの導入」に充当され、以下のSDGsの達成に貢献するものです。
目標 7:エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的なエネルギーへのアクセスを確保する
目標 9:産業と技術革新の基盤をつくろう
強靭(レジリエント) なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進およびイノベーションの推進を図る
目標11:住み続けられるまちづくりを
包摂的で安全かつ強靭(レジリエント) で持続可能な都市および人間居住を実現する
目標12:つくる責任、つかう責任
持続可能な消費生産形態を確保する
目標13:気候変動に具体的な対策を
気候変動およびその影響を軽減するための緊急対策を行う