地籍調査の業務概要
印刷用ページを表示する 掲載日:2023年1月24日更新
白石市の地籍調査
白石市の地籍調査事業については、昭和55年度から一筆地調査を開始し、令和3年度で予定している地区すべての調査が完了し、令和4年度で事業は完了しました。
地籍調査とは
地籍とは、一筆ごとの土地に関する記録です。土地に関する記録の約半分は、明治時代の地租改正によって作られた地図(公図)をもとにしたもので、土地の境界が不明確であったり、測量も不正確であったりするため、土地の実態を正確に把握することができません。限りある国土の有効活用・保全のためには、土地の実態を正確に把握する地籍調査を実施する必要があります。地籍調査とは、一筆ごとの土地について、その所有者、地番及び地目の調査並びに境界及び地積に関する測量を行い、その結果を地図及び簿冊に作成することをいいます。地籍調査により作成された「地籍簿」と「地籍図」は、その写しが登記所に送付され、登記所において地籍簿をもとに土地登記簿が書き改められ、地籍図が不動産登記法第14条の地図として備え付けられます。 地籍調査の成果は、個人の土地取引から公的機関による地域の整備まで、およそ土地に関するあらゆる行為のための基礎データとなるものです。
地籍調査実施地区
※土地改良等、既に法14条地図として法務局に登記されている地区は地籍調査を行いません。