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令和5年度中山間地域等直接支払制度実施概要について

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年7月12日更新

事業のあらまし

​ 中山間地域等直接支払制度は、健全な農業・農村を維持・継続していくために、高齢化進行地域や農業生産条件が不利な地域(急傾斜地や小区画・不整形など)において、一定の条件を満たした農地を有する集落が協定を締結し、農業生産活動や保全活動を行う場合に、5年間にわたって交付金を集落に交付する制度です。
 本市では令和5年度に4地区8協議会がこの制度を活用し、参加者の創意工夫により、地域の活性化と農村環境や景観の向上に努めています。
 また、集落を基礎とした営農組織の育成を行い、自律的かつ継続的な農業生産活動などの体制整備に向けた取り組みを行っています。

本市における該当地域 

  • 通常地域(地域振興立法の指定地域)
    小原地区
    ※「特定農山村地域における農林業等の活性化のための基盤整備の促進に関する法律」第2条第4項の規定に基づき指定

  • 特認地域(宮城県知事が自然的・経済的・社会的条件が不利な地域として指定)
    越河地区、斎川地区、大鷹沢地区、白川地区、福岡地区​ 

令和5年度交付金交付状況  

 令和5年度に交付金が交付された団体と交付金額は下表のとおりです。
 また、交付金の負担割合は、通常地域の場合は国が1/2、県と市が1/4、特認地域の場合は国、県、市それぞれが1/3を負担しています。
 交付金は、集落協定に基づき総額の約1/2以上を水路・農道などの維持管理、農地・農村が持つ多面的機能を増進する活動や集落の活性化に必要な費用に使用され、残りの交付金は、農地を維持管理することとなる農地の耕作者に、面積に応じて支払われています。​

地区名 集落名
(協定集落名)

交付金対象の農地面積

(㎡)

交付金額(円) 個人配分分 共同取組活動分 主な取組内容

充当額(円)

割合(%) 配分額(円) 割合(%)
小原         中北 80,652 1,668,576 834,294 50.0 834,282 50.0 ・機械・農作業の共同化等営農組織の育成
・農業生産条件の強化
・担い手への農作業の委託
・共同で支え合う集団的かつ持続可能な体制整備
沼田 65,464 1,374,739 691,113 50.3 683,626 49.7 ・農業生産条件の強化
・担い手への農作業の委託
・共同で支え合う集団的かつ持続可能な体制整備
大鷹沢    稲荷堂 25,647 234,473 117,210 50.0 117,263 50.0 ・農業生産条件の強化
・共同で支え合う集団的かつ持続可能な体制整備
唐竹 50,854 1,032,549 620,000 60.0 412,549 40.0 ・農業生産条件の強化
・共同で支え合う集団的かつ持続可能な体制整備
白川         犬卒都婆 318,625

5,467,283

2,782,000 50.9 2,685,283 49.1

・機械・農作業の共同化等営農組織の育成
・農業生産条件の強化
・地場産農産物等の加工・販売
・共同で支え合う集団的かつ持続可能な体制整備

福岡          上原 131,165 2,523,975 1,554,000 61.6 969,975 38.4

・機械・農作業の共同化等営農組織の育成
・農業生産条件の強化
・担い手への農作業の委託
・共同で支え合う集団的かつ持続可能な体制整備

八宮 747,684 10,673,467 4,629,300 43.4 6,044,167 56.6

・機械・農作業の共同化等営農組織の育成
・農業生産条件の強化 ・高付加価値型農業
・新規就農者による農業生産
・地場農産物等の加工・販売

斎川 中斎川 132,928 2,479,659 1,598,989 64.5 880,670 35.5 ・機械・農作業の共同化等営農組織の育成
・農業生産条件の強化
・高付加価値型農業
・担い手への農作業の委託​
合計 8集落 1,553,019 25,454,721 12,826,906 50.4 12,627,815 49.6  

 

各地区の活動の様子

犬卒都婆 唐竹 八宮地区