2050年に二酸化炭素実質排出ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言しました
2050年に二酸化炭素実質排出ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言しました
近年、地球温暖化を起因とする気候変動は、世界中の人々や生態系に影響を与える深刻な問題となっており、世界各国における地球温暖化抑制に関する意識も急速に高まりつつあります。
2015年に合意されたパリ協定では、「平均気温上昇の幅を2度未満とする」ことが目標として国際的に広く共有されました。
また、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)により2018年に公表された特別報告書においては、「気温上昇を2度よりリスクの低い1.5度に抑えるためには、2050年までに二酸化炭素の実質排出量をゼロにすることが必要」とされています。
我が国では、2020年10月26日に菅総理大臣が所信表明において、2050年までにカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを宣言しました。
こうした状況を踏まえて、本市では、公共施設への再生エネルギーの導入、県内自治体では初となる「ZEB(zeb Ready)」認証を白石市文化体育活動センターが取得し、BELSで5段階評価の最高ランクを取得するなど、継続的に環境負荷低減の取り組みを図ってまいりましたが、2022年2月17日の第454回白石市議会定例会施政方針において、山田市長が2050年二酸化炭素実質排出ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言しました。
「白石市環境基本計画」に基づき、本市が目指す環境の将来像「水と緑を誇るまちしろいし」を実現するため、市民協働のもと、豊かな自然環境の保全と生活環境の向上を図り、持続可能な循環型社会の構築に努めます。
また、2023年度「第3次白石市地球温暖化対策実行計画」の見直しに合わせ、2050年二酸化炭素排出量ゼロを目指すことを長期目標として設定し、併せて区域施策編の策定と具体的な取り組みの検討を行い、かけがえのない豊かな自然環境を維持し、将来にわたり、安全で安心して暮らしていくことができるよう「ゼロカーボンシティ」の実現を目指します。
環境大臣メッセージ
ゼロカーボンシティ表明自治体環境大臣メッセージ [PDFファイル/167KB]