犬の登録および狂犬病予防注射、猫について
1.飼い犬の登録について
生後91日以上の犬を飼っている方は、狂犬病予防法により登録(生涯で1度のみ)をしなければなりません。
- 登録手数料:3,000円(登録後、その犬の鑑札を交付します)。
2.市内での転居・転入・転出に伴う変更手続き等について
市内で飼い犬の住所や所有者などが変わったときは、登録事項の変更手続きが必要になります。環境課で手続きを行ってください。
白石市に転入された方は環境課で変更手続きを行い、また、白石市から転出される方は、転出先の市町村で登録事項の変更手続きを行ってください。いずれの場合も犬の鑑札が必要になります。
3.狂犬病予防注射について
(1)集合会場での注射の場合
生後91日以上の犬を飼っている方は、年1回の狂犬病予防注射を受けさせなければなりません。毎年4月中旬に集合注射会場として各地区公民館等を巡回し実施しています(詳しい日時・場所等は、4月号広報をご確認ください)。
- 1頭あたり3,150円(注射料+注射済票)
なお、未登録の犬については、集合注射の会場で登録もできます。 - 1頭あたり6,150円(登録料:3,000円、注射料+注射済票:3,150円)
(2)動物病院での注射の場合
動物病院等で狂犬病予防注射を受けられる場合は、日時や料金・手続きについて動物病院等にご確認ください。
注射を受けると、動物病院等から注射済証を渡されますので、それを環境課へ持参し、注射済票の交付を受けてください。
- 狂犬病予防注射済票交付手数料:550円
4.飼い犬や飼い猫が死亡した場合について
仙南地域広域行政事務組合角田衛生センターで火葬の受付をしております。料金は重さによって異なりますのでご確認ください。
- 角田衛生センター 電話 0224-63-2140
なお、飼い犬が死亡した場合は、「犬の死亡届」の手続きが必要になりますので犬の鑑札および注射済票を持参のうえ、環境課で手続きを行ってください。(紛失した場合でも手続きが可能です。)
犬の死亡届に関しましては、下記QRコード、こちら(犬の死亡届)<外部リンク>からも手続きが可能です。
※鑑札・注射済票は環境課まで返却をお願いいたします。
5.飼えなくなった犬や猫の引き取りについて
- 飼い主には愛情を持って最後まで犬・猫を飼う責任があります。
- 飼い続けることができなくなった時は新たな飼い主を探しましょう。その上で引取りを希望する場合は、必ず事前に仙南保健所獣疫薬事班までご相談ください。(手数料等については、事前相談の際に確認してください。)
ただし以下のいずれかに該当する場合は、原則として引取りできません。
1.犬猫販売業者から引取りを求められた場合
2.引取りを繰り返し求められた場合
3.子犬又は子猫の引取りを求められた場合であって、当該引取りを求める者が県等からの繁殖を制限するための措置に関する指示に従っていない場合
4.老齢又は疾病が理由の場合
5.飼養が困難であるとは認められない場合【※】
【※】【予想より大きくなった】【鳴き声等の問題行動がある】【引っ越し先がペット不可】等
6.あらかじめ新たな飼い主を見つけるための取り組みを行っていない場合
- 可能な限り全ての親戚・知人や動物病院、動物の専門家等に相談しましたか?
- 地域の情報誌やSNS等を活用して飼い主を探しましたか?
- チラシやポスターを作ってスーパー等にお願いして掲示してもらいましたか?
- 動物のためにできる限りの努力をしましたか?
犬や猫などの愛護動物を捨てることは法律で禁止されています。100万円以下の罰金または1年以下の懲役に処される場合があります。
【注意】:ケガや病気等で衰弱している等の場合を除き、飼い主のいない又は判らない猫の引取りはしません。
詳細は、仙南保健所獣疫薬事班(0224-53-3119)にお問い合わせください。
6.咬傷事故について
飼い犬が人を咬んだり、犬に咬まれた人は、宮城県仙南保健所獣疫薬事班(0224-53-3119)に連絡してください。
飼うことができない犬や猫をなくすために
飼い主と犬や猫にとって無理のない飼養をお願いします。
令和4年度に仙南保健所において、飼い主からの所有権放棄のために引き取った犬は15頭、猫は21頭になります。また、保健所では多くの迷い犬や猫が保護され、飼い主や引取者が現れずに処分されています。
犬や猫は年数回、1回で3~6匹のこどもを生みます。たくさんの犬や猫を飼う労力や新しい飼い主を探すことは大変なことです。不妊・去勢手術を行うことで、こういった問題もなくなり、ペットの性格も穏やかになるほか、感染症にかかるリスクも減らすことができます。
犬・猫の室内飼育にご協力お願いいたします。
犬の放し飼いは、県条例で禁止されています。さまざまな事故や迷子の原因にもなりますので、室内飼育または屋外でつないで飼育しましょう。また、リードや首輪はゆるくなっていませんか?普段はおとなしくても、地震や雷でびっくりした拍子に外れてしまうことがあります。こまめにチェックをお願いいたします。
猫についても、室内飼育をすることで感染症や交通事故にあう確率が格段に減ります。ご協力よろしくお願いいたします。
飼い主がいない猫または飼い主がわからない猫へ無責任に餌を与えるのはやめましょう。
かわいそうだという気持ちは分かりますが、こういった猫が集まるだけでなく、繁殖し、結果同じような猫が増えることになります。また、ふんやおしっこの被害や畑や庭を荒らしたりして近隣トラブルに発展し、餌を与えた人が飼い主と同様の責任を求められる場合があります。
また、宮城県獣医師会では「飼い主のいない猫の不妊手術に対する助成」を行っています。詳しくはホームページをご確認ください。
飼い主のいない猫の不妊手術助成(宮城県公式ホームページ)<外部リンク>