活動の様子(令和5年度)
令和5年度(2023年度) 活動紹介
料理を通して世界を知る会-ポルトガル編-(令和6年2月19日開催)
みなさん、こんにちは!
2月19日(月)、白石市国際交流協会主催「第11回料理を通して世界を知る会~ポルトガル編~」を中央公民館で開催しました。
今回は、仙台市在住でポルトガル料理愛好家の畠山英樹さんを講師にお迎えし、ポルトガルの文化講話と、調理実演にてポルトガルの定番の前菜メニューである「パスティス・デ・バカリャウ」(鱈のコロッケ)をご紹介していただきました。参加者はこのコロッケの特徴である楕円のような形を2本のスプーンで成形することに挑戦。また、畠山さんからは他のポルトガル料理も食べてほしいと、予定になかった「カンジャ・デ・ガリーニャ」(丸鶏のスープ)と「モエーラシュ・アサーダス」(ポルトガル風砂肝炒め)もご用意していただきました。
参加者からは、
「スパイスが効いているイメージがあったが、実際食べてみるとそうでもなく、とても食べやすかった。」
「初めてポルトガル料理を食べたが、とても美味しかった。」
「現地で食べてみたいと思った。」
「九州で生まれ育っているので、ポルトガルは親しみ深かった。」
「割と小さな国で親しみが持てた。」など、たくさんの感想がありました。
畠山さんの分かりやすい説明と穏やかな人柄のおかげで、終始和やかな雰囲気で、楽しい料理の会となりました。
白石消防署主催「第5回外国人向け救急講習会」への参加(令和6年2月10日開催)
みなさん、こんにちは!
2月10日(土)に、白石消防署主催の「第5回外国人向け救急講習会」が防災センターで実施され、仙南地区に勤務する外国人6名が参加しました。国際交流協会からは国際ボランティア4名を派遣し、外国人参加者の活動サポートを行いました。
この講習会は、心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)の使用法を学ぶもので、外国人居住者の方々に万が一に役立つ救急救命について知ってもらいたいという思いで、外国人参加者が理解しやすい「やさしい日本語」を用いて実施しています。
講習会の冒頭では、前回から取り入れた「人体パズルゲーム」を使って、外国人参加者の緊張をほぐしながら、臓器の名称を覚えました。
実践の時間では、外国人参加者の皆さんが熱心に消防署の方の話を聞いて、メモをとったり、質問をしたりしていました。
外国人参加者からは、「とても楽しかった」「勉強になった」「家族でまた学びたい」といった感想がありました。
一緒に参加した国際交流ボランティアは、外国人参加者と彼らの母国語で挨拶をするなどコミュニケーションを取りながら、意欲的にサポートを行いました。そのサポートもあったおかげで、参加者一同入門コースを修了することができました。
今後も外国人の方々が安全・安心に暮らしていけるように、白石消防署の皆様とより一層協力し合っていきたいと思います。
言語ボランティアの派遣(令和5年12月14日、令和6年1月15日)
みなさん、こんにちは!
12月と1月に角田支援学校白石校(白石中学校内)で、「外国語指導助手(ALT)との交流会」があり、
同校から英語通訳の依頼を受け、当協会のボランティア会員から計3名を派遣しました。
12月には、ALTジェイ先生とクイズやゲームを通して英語に触れる活動を行い、
1月には、ジェイ先生が世界各国のお正月の特徴をクイズ形式でお話しをしました。
今回派遣したボランティアの方々は、ジェイ先生の通訳をしながら子どもたちと楽しく交流をしました。
国際交流協会では、言語・活動支援などのボランティア派遣を行っており、ボランティア会員を随時募集しております。
ボランティア活動に興味のある方は、ぜひ事務局までお問い合わせください。
やさしい日本語研修会
みなさん、こんにちは!
12月15日(金曜日)、白石市国際交流協会と宮城県国際化協会(MIA)の主催事業として「やさしい日本語研修会」を実施しました。
「やさしい日本語」とは、難しい言葉を簡単に言い換えることや1つの文を短くするなど、相手に配慮したわかりやすい日本語のことです。
今回の研修では、協会会員・市職員・市消防署・市学校教職員を対象に、宮城県国際化協会 総括マネージャー 大泉 貴広 氏を講師として、「やさしい日本語」の「話す」「書く」の作り方を学びました。
ワークショップでは、参加者の職務に沿ったテーマで、どうすれば伝わる日本語になるか、不要な情報はないかなどに配慮しながら課題に取り組みました。
参加者からは、「これまで簡単な日本語を使っていたつもりだったけど、外国人の方には難しい言葉になっていたことが分かった。」「やさしい日本語は外国人だけでなく、子どもから年配の方まで幅広く使える言葉だと感じた。」「言い換えるテクニックではなく、最終的には相手に伝えたいという気持ちが大事だと思った。」など多くの感想が寄せられました。
日本語で生活している在留外国人が圧倒的に多い、そして、英語が話せない外国人が多いという事実があります。多様化する地域社会の共通用語として、情報伝達するツールとして「やさしい日本語」が重要なものとなります。すぐに実践していきたいですね!
第16回鬼小十郎まつり「外国人向けボランティア」&「小中英語ボランティア」
みなさん、こんにちは!
10月7日(土曜日)、第16回目となる鬼小十郎まつりが感染症対策などの制限なく開催され、多くの人で賑わいました。
当協会では、例年外国人向けの案内デスクを設置しボランティア活動を行っており、今年も白石城本丸広場内にブースを設け、5名の協会会員が参加しました。
当日は、おまつりの説明や会場の案内など様々な問い合わせに対応し、外国人の方が楽しめるようサポートしました。
また、今年は市内小中学生による英語ボランティアチームも参加し、活気ある活動となりました。
小中学生らは、鬼小十郎まつりに向けて2回の事前研修会に参加し、英会話や白石の紹介など様々な準備を行いました。
当日は、外国人に積極的に話しかけ自らの英語力を試したほか、外国の文化などにも触れ多くのことを学びました。
国際理解を深める講演会&オーストラリア友好親善訪問団報告会
みなさん、こんにちは!
8月16日、当協会主催で、第1部として「国際理解を深める講演会」、第2部として「オーストラリア友好親善訪問団報告会」を市役所にて開催しました。
第1部の「国際理解を深める講演会」では、講師として、メキシコのアグアスカリエンテス日本人学校で3年間教鞭をとられた、白石中学校の教諭である大宮葉子先生をお迎えし、メキシコの歴史、文化、治安など様々な話題で、写真や映像を交えながらお話しいただきました。
参加者からは、「その国の言語を学ぶというのは大切だと思った」「治安や物価が日本と大きく異なっていて驚いた」「住んでいた人でないとわからない情報があり、興味深かった」「常に音楽がそばにある、とても楽しそうな国だと思った」などとお話がありました。
第2部の「オーストラリア友好親善訪問団報告会」では、7月にオーストラリア友好親善訪問団として派遣事業へ参加した市内中学生8名が、ホームステイや学校体験を通して学んだことを、写真や映像を交えながら発表しました。
聖ラファエル校での学校体験では、白石や日本のPRをする発表の場を設けており、今年は生徒一人ひとりがクイズを考え、スライドを作成し発表を行いました。また、書道・茶道・折り紙の紹介もグループに分かれて行いました。
そして、ホームステイについての報告では、生徒がホストファミリーと苦労しながらも積極的にコミュニケーションをとった様子が伝わってきました。10月には、ホームステイ先のホストブラザー・シスターが来白される予定で、生徒たちは再会を待ち遠しく思っているようでした。
参加者からは、「子どもたち全員が楽しく充実していた日々を送っていたのが伝わった」「素晴らしい体験をし、成長した姿を見られて嬉しかった」「大変立派な報告会だった」などとお話がありました。
第1部・第2部ともに国際理解を深める大変有意義な時間となりました。
お問い合わせ
白石市国際交流協会事務局(白石市まちづくり推進課内)
TEL:0224-22-1327