減塩に取り組んでみませんか?
白石市の減塩の取り組みについて
●【飲食店の皆さまへ】「減塩」「野菜たっぷり」メニューの開発・提供の協力店を募集しています
白石市の現状について
【健康診査の状況】
令和元年度の特定健診受診者の結果から、健診を受けている方の4人に1人は高血圧(*)と判定されています。
*高血圧:収縮期血圧が140mmHg以上、拡張期血圧が90mmHg以上のどちらか、もしくは両方にあてはまる方。(高血圧ガイドライン2019より)
【医療費の状況】
白石市国民健康保険加入者の高血圧に係る医療費(外来・入院)は糖尿病に次いで2番目に高くなっており、金額に表すと年間で約1億4千万円が高血圧の治療にかかっています。
心疾患(狭心症・心筋梗塞)や脳血管疾患(脳梗塞・脳出血)、動脈硬化症に関しては、基礎疾患に高血圧があることが多く、高血圧、心疾患、脳血管疾患、動脈硬化症のすべてを合わせた治療費は年間で約2億5千万円になります。(国保データベース(令和元年度)より)
※医療費点数は1点=10円として計算します。
【介護の状況】
白石市では、介護認定された方のうち、63%の方に心臓病、24%の方に脳血管疾患があります(国保データベース(令和元年度)より)。心疾患と脳血管疾患は、基礎疾患に高血圧があることが多く、高血圧が重症化して、心疾患や脳血管疾患を発症し、介護につながっていると考えられます。
なぜ減塩が必要なの?
厚生労働省が2016年に実施した「国民・健康栄養調査」の結果、1日あたりの食塩摂取量は、宮城県男性が11.9gで全国ワースト1位(女性は9.4gで全国ワースト9位)でした。
また、2019年度に健康推進課主催の講習会に参加した方142人に尿中の塩分測定を実施したところ、参加者の9割以上の方が、1日の塩分摂取目標量*(男性7.5g、女性6.5g)を超えており、白石市においても、塩分摂取が多いであろうということが予測される結果となりました。(*日本人の食事摂取基準2020年版より)
日本高血圧学会では、「塩分摂取量と高血圧の相関性は大きく、とりすぎは高血圧や脳卒中、心臓病、腎臓病等の原因になり、健康寿命を脅かす」と指摘しています。
JSH減塩食品リスト
国民の健康増進を図ることを目的に、高血圧を中心とする研究や啓蒙活動を行う特定非営利活動法人日本高血圧学会(JSH)があります。日本高血圧学会減塩委員会では、2013年から適正でおいしい減塩食品の普及を目的として、日本高血圧学会が認めた減塩食品(JSH減塩食品)を紹介しています。
JSH減塩食品リスト(通常版)
https://www.jpnsh.jp/data/salt_foodlist.pdf<外部リンク>
JSH減塩食品リスト(簡易版)
https://www.jpnsh.jp/data/salt_foodlist_simplified.pdf<外部リンク>
【市民の皆さまへ】「減塩プロジェクト協力店」を利用してみませんか?
白石市では高血圧の方が多く、現在、高血圧の発症予防・重症化予防のために減塩や、1日350g以上の野菜を摂取する人を増やす取り組みを推進しています。家庭だけでなく、外食でも高血圧予防に取り組んでいただけるように、栄養士と市内飲食店がコラボし「減塩」や「野菜たっぷり」メニューの開発・提供を行っています。
ぜひ「減塩プロジェクト協力店」をご利用ください!
コラボメニュー提供中の協力店一覧
現在コラボメニュー提供中の協力店はありません。今後のお知らせをお待ちください。
過去の協力店一覧(五十音順)
・熊や(Tel0224-25-2111/〒989-0276 白石市大手町1-1(市役所地下1階))
・みのりキッチン(Tel0224-26-8121/〒989-0232 白石市福岡長袋八斗蒔20-1)みのりキッチンHPはコチラ<外部リンク>
【飲食店の皆さまへ】「減塩」「野菜たっぷり」メニューの開発・提供の協力店を募集しています
白石市では高血圧の方が多く、現在高血圧の発症予防・重症化予防のために減塩や、1日350g以上の野菜を摂取する人を増やす取り組みを推進しています。そこで、管理栄養士と一緒に、「減塩」や「野菜たっぷり」メニューの開発・提供をしてくださるお店を募集しています。
お客様の健康づくりのサポーターとして、ぜひご協力をお願いいたします。詳しくは、以下のリーフレットをご覧ください。
減塩プロジェクト飲食店募集リーフレット [PDFファイル/1.02MB]
お申し込みいただいたお店には
協力していただいたメニューに関し、白石市のホームページやSNS等でご紹介させていただきます。
お問合せ先
白石市保健福祉部健康推進課栄養指導係 TEL:0224‐22‐1362 (内線:672,673)